社員が何をどの程度求めているのか。
自社の、何にどれだけ満足し、何にどの程度の不満を感じているのかを理解する努力をするべきである。
社員のモチベーションに対するニーズを組織レベルで把握し
何らかの報酬を提供しない限り
社員の貢献活動を引き出すことはもちろん
場合によっては人材流出の危機を迎えることになる。
社員にとって魅力ある報酬と仕事内容を用意できない企業が
やがては激化する市場競争から退出を迫られる憂き目に遭うことは言うまでもない。
確かに、従来の金銭的報酬や地位的報酬が
今もって一定の威力を発揮することは事実だ。
しかし、第1にそれらの報酬が不足していること
第2に就労意識の多様化が進む昨今の状況を考えると
金銭と地位ともに、数ある報酬要素の1つにすぎないととらえるべきだろう。
結果として、これまでのワークモチベーションの源泉であった金銭的報酬と地位的報酬が威力を失いつつある。
企業に求められるのは、次のような新しい発想である。
1つは、金銭的報酬や地位的報酬に変わる新しい報酬を企業内部で作り出すこと。もう1つは、従業員のモチベーションをマーケティングすることである。
モチベーション持ち方は各人違う
それゆえ、モチベーションマーケティング は必要不可欠だろう。
モチベーションに対するニーズを組織レベルで把握したうえで
強い組織づくりを構築すべである。
posted by miya-chan at 18:24|
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